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10月23日
隅田川高潮対策施設見学会

船内にて

皆さん乗船完了。土屋先生から開催ご挨拶、外の状況を見ながら土屋先生の解説を聴く。

デッキにて

船は進み外のデッキに出られるところまで来ました。皆さん外のデッキに移動し、快晴の下、土屋先生の解説を聴く。

築地大橋〜勝鬨橋にて

進行方向左手(右岸)に築地市場跡地を臨む。こちらに船が接岸し、赤い門扉を開き車に乗せていました。

勝鬨橋〜佃大橋にて

進行方向左手(右岸)に水炊きで有名な「つきじ治作」があります。その上流がスーパー堤防整備されている聖路加ガーデンです。

佃大橋〜中央大橋にて

進行方向左手(右岸)に亀島川水門と亀島川排水機場が見えます。その少し上流に変わった形のものが川の中にあります。霊岸島水位観測所です。東京湾の平均海面を算出するために明治6年に設置されました。その先に橋の真ん中の支柱より伸びたワイヤーで支えられている橋は、中央大橋です。

中央大橋〜永代橋にて

中央大橋付近の進行方向右側(左岸)は佃島のタワーマンション群です。進行方向に永代橋が見えます。

永代橋〜清洲橋にて

永代橋をくぐると左手(右岸)に白い橋が見えます。豊海橋です。日本橋川の河口に架かるこの橋は、元禄11年(1698年)に初めて架けられ、その後何回となく架け替えられ現在に至っています。現在の橋は、震災復興事業により、昭和2年に復興局が架設したもので、形式名はフィーレンデール橋といいます。この名は考案者のフィーレンデールの名をとったものです。梯子を横にしたようなこの形は、名橋永代橋との均衡を保つようにデザインされたもので、わが国では本橋以外に数例しかなく、希少価値の高い橋です。(豊海橋橋歴碑より)

清洲橋〜小名木川にて

清洲橋をくぐると進行方向右手(左岸)に小名木川の河口に架かる緑色の萬年橋が見えます。その左手に少し高くなったところは、「芭蕉庵史跡展望庭園」です。ここに「芭蕉翁乃像」があります。この像は時間で向きが変わります。その先に進むと新小名木川水門があります。

新小名木川水門〜扇橋閘門にて

新小名木川水門の内側(江東内部河川)に入ると堤防の高さが低くなります。これは隅田川の防潮堤と小名木川水門に守られているためです。

扇橋閘門 閘室内にて

扇橋閘門の中に入り、水位調節を行います。これは、感潮河川(隅田川)と内水低下河川(小名木川)の水位が違うため、閘門で調節を行い船の通行を可能にしています。この日の水位差は1.4mでした。概ね5分程度で調節ができました。

扇橋閘門〜横十間川(小名木川クローバー橋)にて

扇橋閘門を出てしばらく進むと横十間川と交差します。ここにXの橋が架かっています。小名木川クローバー橋です。小名木川クローバー橋は、猿江・大島・北砂・扇橋の4地区を小名木川と横十間川の合流点で結ぶ、歩行者と自転車専用の橋です。橋の真ん中には四つ葉のクローバーが描かれています。 地域社会に快適な生活と、人と文化の交流を提供できるランドマークとして計画され、平成6年(1994)12月に完成。現在はドラマのロケ地としても利用されています。(江東区観光協会HPより)

横十間川(小名木川クローバー橋)〜旧中川にて

小名木川クローバー橋をくぐり先に進みます。テラス護岸が整備されていて、川面を見ながら散歩ができるようになっています。堤防は石積み風の化粧がされています。青い水管橋の先の番所橋の先が旧中川です。

旧中川にて

今日はラジコンのヨットを浮かばせてレース?をしていました。また、カヌーを漕いでいる方も多くいます。。河川敷に設置された斜路には、水陸両用バスが見えます。川で楽しんでいる多くの方を見ました。

隅田川 新大橋〜両国橋にて

旧中川で折り返し、小名木川を隅田川に向かいます。隅田川に入り、新大橋をくぐり先に見えるのが、首都高速の両国ジャンクションです。そこをくぐり右手(左岸)に堅川水門が見えました。

両国橋〜蔵前橋にて

両国橋を過ぎるとすぐに左側(右岸)に神田川の河口に架かる緑色の柳橋が見えます。正面は総武線の隅田川橋梁が見えます。右側(左岸)に両国駅、左側(右岸)が浅草橋駅になります。両国国技館もビルの間から見ることができました。正面の黄色い橋が蔵前橋です。

蔵前橋〜厩橋にて

蔵前橋を過ぎると左手(右岸)に東京都下水道局 北部下水道事務所があります。ここの場所は以前、蔵前国技館があった場所です。前に見える橋は厩橋です。

厩橋〜駒形橋にて

厩橋を過ぎ、左手(左岸)には、川沿いの建物から川側にテラスが張り出した飲食店が見られます。正面に駒形橋が見えてきました。右側(左岸)には東京スカイツリーが見えます。

駒形橋〜吾妻橋にて

駒形橋を過ぎると左手(右岸)に浅草寺駒形堂が見えます。その先のビルも川側にテラスを設けている飲食店がありました。川側に向くお店が大変多くなってきています。

吾妻橋〜言問橋にて

吾妻橋を過ぎ、右側(左岸)には金色に光るビルと金色に光るオブジェをのせたビルがあります。アサヒビールの本社ビルとビヤホールです。その隣のビルは墨田区役所です。また、その先にある水門は源森川水門で北十間川にあります。東武線の鉄橋の上流右岸の堤防天端にタリーズコーヒーとカフェ・ウィというお店があります。タリーズコーヒーは都内初の河川敷のカフェとして2013年にオープンしました。

言問橋〜白髭橋にて

言問橋をくぐり正面の黄色い橋はクロスした人道橋、桜橋です。桜橋を過ぎて進むと、左側(右岸)にオーケー橋場店が見えます。その前の川側をスーパー堤防工事をしていました。

白髭橋〜水神大橋にて

白髭橋を過ぎると右側(左岸)に白髭東地区防災拠点にある建物が見えてきました。この建物は墨田区の木密地区での火災があった場合、延焼を遮断する役目をしています。屋上に消化用の水のタンクを設置、放水銃を備え、ベランダはシャッタが閉じるようになっています。川と建物の間が公園になっていていざと行くときに避難場所として機能します。左側(右岸)は白髭西地区防災拠点です。そこに山小屋風の建物があります。これは東京都の白髭西ポンプ所です。設計は土屋先生が行ったそうです。正面に見える橋は水神大橋です。本日はここで折り返し、帰路につきます。

船清桟橋にて

品川 船清の船着場に到着しました。最後に土屋先生からご挨拶をしていただき、散会となりました。本日は大変天気も良く、無事に見学会を終えることができました。

当日の行程

  • 品川 船清 集合・出発
  • 隅田川 見学
  • 小名木川 見学
  • 旧中川 見学
  • 白髭東西防災拠点 見学
  • 帰路
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  • 品川 船清 到着
  •  
  • 散会
  •