トップページ > 見学会 >

12月4日
八ッ場ダム見学会

東京都第五建設事務所前にて

バス乗車場所より、1分の所に東京都第五建設事務所があります。こちらの建物1階の駐車場の奥に手押しポンプ(通称ガッチャンポンプ)があります。よく見るとしたの方が少し長く見えます。これは地盤沈下により、地面より抜け出ているためです。 地下水のくみ上げにより1975年ころまで沈下が続いていました。江東区の南砂町では最大で4.6mも沈下しております。 

バス車内にて

平井大橋から首都高速に入り、左手に荒川を見ながら土屋先生のお話を聴きます。荒川の対岸は江戸川区から墨田区に続きます。車内より東京スカイツリーを眺め、その先を行くと14階建ての建物の一団が現れます。こちらは、白髭東防災拠点にある白髭団地です。屋上に黄色い芋虫のようなものをのせた建物は、手前に見える木造密集地域が震災等で火事になった場合そこに向け水を放水する設備があり、そのための貯水タンクです。建物の裏側が公園になっており、いざという時にその公園にい人々が逃げ込み、建物が遮断壁となって住民を守る仕組みです。手前の荒川の右岸側の堤防と町側の建物屋根を見ると堤防より引く屋根が多く見えます。この辺りも0メートル地帯と呼ばれる地域です。

なるほどやんば館(八ッ場ダム管理事務所)1階にて

八ッ場ダムに到着しました。八ッ場ダム管理事務所に併設しているやんばなるほど館を見学します。土屋先生より本日、お世話になる遠藤さんと高橋さんの紹介がありました。まずは1階の大きな年表を見ながら八ッ場ダムができるまでの歴史を解説していただきました。

なるほどやんば館 2階にて

2階に場所を移し、完成した八ッ場ダムについて解説をしていただきました。2階のテラスから八ッ場ダム完成によりできた「八ッ場湖あがつま湖」を眺めました。

ダム天端にて

外に出て天端の八ッ場ダムと記された欄干をはさみ集合写真を撮りました。その後天端を歩きエレベーターの乗降口へ移動しました。エレベーターでダムの下まで降ります。

ダム下流側にて

エレベーターで1階に到着。堤内の通路とおり外へ出ます。下から見上げると迫力の堤体ですね。変った構造の赤い橋が目を引きます。

八ッ場ふるさと館にて

八ッ場ふるさと館に到着。こちらでは、昼食及びお土産を購入します。現地の産直野菜を購入します。ダムカレーもあります。短い時間ですががんばりましょう。

不動大橋、不動堂、不動の滝にて

八ッ場ふるさと館からバスに乗り、不動大橋を渡り不動堂へ。不動堂脇の駐車場にバスを停車。そこから不動大橋をちょっと戻り、不動の滝が見えるところへ移動。

八ッ場ダム右岸展望広場にて

今度は最初に訪ねたやんばなるほど館の対岸にある展望台です。八ッ場ダム、八ッ場あがつま湖をバックに記念写真を撮りました。

十二沢パーキングにて

こちらでトイレを済ませ、徒歩で紅葉台へ向かいます。正面を見ると「日本一短いトンネル」が見えます。ダム建設で移設廃線になったJR吾妻線のトンネルです。今は観光用にトロッコ自転車「あがったん」が走っています。

遊歩道〜猿橋にて

パーキングから坂を下り猿橋へ徒歩移動です。立派な木橋風の橋です。紅葉の時はこの橋からの渓谷の眺めは最高です。

旧国道145号線にて

紅葉台を目指して歩きます。ここは舗装路なので比較的歩きやすいです。このまままっすぐ行くと八ッ場ダムの下流側まで行けます。今回はその手前で渓谷に降り、遊歩道を鹿飛橋へ向かいます。

紅葉台・紅葉台橋(吊り橋)にて

国道より階段を下りて、吊り橋を渡ります。この遊歩道は最近できたようです。ここから鹿飛橋へ移動します。

厩橋〜駒形橋にて

左手に川側にテラス席を設けたおしゃれなレストランが見えます。平成23年の河川法の一部改正により「河川空間のオープン化」が可能になり、この隅田川沿いも河川側にオープンテラスを設けたカフェやレストランが増えてきました。

紅葉台〜鹿飛橋にて

ここからは、狭い遊歩道をとおります。策の無いところもとおります。皆さん慎重に歩きます。緊張しながら歩いて行くと木々の間から赤い橋が見えてきました。目指す鹿飛橋です。ここを渡って階段を上り、旧国道145号線を戻ります。皆さん無事に十二沢パーキングに着きました。

バス車内にて

バスの中でお世話になった高橋さんと遠藤さんにご挨拶をいただき帰路につきました。

当日の行程

  • JR新小岩駅東北広場 集合・出発
  • 東京都第五建設事務所
  • なるほどやんば館
  • 八ッ場ダム
  • 八ッ場ふるさと館
  • 不動の滝
  • 右岸展望広場
  • 十二沢パーキング
  • 猿橋-紅葉台-鹿飛橋-十二沢パーキング
  • JR新小岩駅東北広場 散会
  •