![]() |
『岩村城は日本一の山城』 『天下4名城と同格』 (中日新聞 2009.6.22版) |
| 恵那市岩村田丁の岩村城跡を探る講演会が21日、岩村公民館であった。日本の城郭研究の第アー人者である三浦正幸・広島大大学院教授(NPO法人 城郭遺産による街づくり協議会理事)は、近世の山城を比較した資料や当時の絵図を基に「岩村城は日本一の山城だった」などと指摘した。 (保母哲) 三浦教授は各地の山城のやぐら天守閣や櫓、櫓門などをまとめた資料を説明しながら、「岩村城に天守閣はなかったが、三重櫓があり、二重櫓も八棟か十棟あった。これは十五万石級の大名に相当する」と強調。当時の岩村藩は二万石だった。 また三重櫓と二重櫓の組み合わせのほか、外敵から守るますため通路を直角に曲がる「舛形」が設けられていたことに着目。この構造は江戸城と大坂城、名古屋城、金沢城しかなかったことから「岩村城は、この天下の四名城と同格の城だった。建物も立派な構造だ」と述べた。 岩村城は、高取城(奈良県)と備中松山城(岡山県)と並び「日本三大山城」に数えられている。しかし三浦教授は「櫓の規模などから比較すると、三大山城は岩村城と高取城、それに村上城(新潟県)がふさわしい」などと聴講した市民百人余に話した。 講演会は、研究者らでつくる特定非営利活動法人(NPO法人)城郭遺産による街づくり協議会(大津市)の主催。この日は同NPOの中井均理事長が、昨年に岩村城で行った石垣調査なども説明した。 |
|
![]() |
|