設立趣旨(事業の目的・事業)
 全国には約3~40,000ケ所におよぶ中世から近世に築かれた城館遺跡が存在する。これらの遺跡は、近年街づくりの核として注目され、保存・整備が盛んにおこなわれるようになっている。しかし中・近世の城館遺跡は弥生時代の遺跡や古墳、古代寺院と比べ、その研究者は圧倒的に少なく、調査にも支障をきたしているのが現状である。さらに保存、復元に関しては中世の城館遺産に近世の城郭が復元されるなど、歴史的誤認すら見受けられる。
 こうした現状からも専門家による調査、復元が急務であることはまちがいない。ただ、城館遺跡を調査・研究し、さらには保存・復元していくことは一朝一夕で成しえるものではなく、極めて高度な知見・調査技術・整備、復元経験が必要であり、それを確実に遂行できる組織的な体制、団体が必要不可欠となっている。しかし、そうした組織は全国的にも皆無であることより、新たなる組織団体の立上げの必要性を痛感し、本法人の設立を決意した次第である。
 すでに文化庁では「NPOによる文化財建造物活用モデル事業」を実施しており、全国各地で事業展開がおこなわれている。今後は建造物だけではなく、史跡等の活用にNPO法人等民間に門戸を開いていくことは確実であり、特に国民に最も親しまれる遺跡である城跡が活用されることはまちがいない。現在も城跡では国指定史跡に限らず、多くの城跡で整備事業が実施されており、街づくりの核として位置付けられ、イベントやまつりなど地域の紐帯として重要な位置を占めている。
 本法人はこうした現状に鑑み、主として保存を目的とした中・近世城館遺跡の調査をおこなうとともに、その保存・活用を計画し、復元をも視野に含め、さらにはその後の街づくりとのかかわりにも参画することにより、従来の発掘会社とは一線を画し、中・近世城館遺跡という地域に残された貴重な遺産を後世に正確に伝えていくことこそ、本法人の重要な使命と捉えている。 
 さらに、全国の歴史愛好家に中・近世城館遺跡の案内や、講座などの啓発事業を実施することにより、地域に埋もれた歴史遺産の存在を認識し、ひいてはそうした中・近世城館遺跡を中心とした街づくり展開の支援をおこなうものである。

申請・設立に至るまでの経線

 城郭研究はこれまで在野民間の研究団体によって主体的におこなわれていた。一方の研究機関ではほとんど城館遺跡を対象とした研究が実施されることはなかった。そのため従来の城舘遺跡の調査、整備では古墳や古代寺院で実施されてきた調査や整備スライドして実施されてきたに過ぎなかった。近年の城館遺跡に対する地域住民の本物志向はこうした従来型の調査や整備では満足されず、城郭研究者に様々なアドバイスを受けるようになってきた。そこで、これまで在野民間の研究団体である、城郭談話会や、織豊期城郭研究会が行政の実施する発掘調査、分布調査、石垣カルテなどに参加協力してきたが、今後も需要が相当数見込まれることより、さらに能動的に活動するために今回特定非営利活動法人格を取得することとなった。

 これまでの活動としては、城郭談話会が大和郡山市(奈良県)の筒井城跡総合調査、甲賀市(滋賀県)の中世城館遺跡分布調査、彦根市(滋賀県)の彦根城石垣カルテ作成事業(平成19年度実施予定)をおこなってきた。
 また織豊期城郭研究会では水窪町(現静岡県浜松市)の高根城跡の発掘調査をおこなってきた。
本法人の社員はこの城郭談話会、織豊期城郭研究会のメンバーである。                   
     平成19年11月12日
  
   活動分野
  
 目 的 
 この法人は、我が国に残された中世から近世の城郭に関する専門的研究者が集まり、その調査・研究を実践すると同時に、全国に残された多数の城郭遺産の研究成果を活用し、現代社会における機能再付与と城郭遺産を市民連帯の街づくりの核としての整備、復元に寄与することを目的とする。

 当法人は、目的を達成するため、次に掲げる種類の特定非営利活動を行います。
1. 保健、医療又は福祉の増進を図る活動
2. 社会教育の推進を図る活動
3. まちづくりの推進を図る活動
4. 学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
5. 環境の保全を図る活動
6. 情報化社会の発展を図る活動
7. 経済活動の活性化を図る活動
8. 前各号に掲げる活動を行う 
 事業の種類
 当法人は、目的を達成するため、次の事業を行います。
 (1) 特定非営利活動に係る事業
城郭遺産等調査・研究事業
城郭遺産等歴史的資源普及事業
調査技術者等育成事業
その他事業
 (2) その他の事業
城郭遺産を活用した観光振興事業
城郭遺産を活用した健康増進事業
   組織機構

 組織名   特定非営利活動法人 城郭遺産による街づくり協議会  (略称略) 
 
 法人設立       2008(平成20)年4月28日
 
 役員・職員の紹介
official taitle
name
 理事長   中井 均     Hitoshi Nakai 
 副理事長   小和田 哲男  Tetuo Owada
 副理事長   三浦 正幸   Masayuki Miura 
 理事   酒井 晴史   Seiji Sakai
 理事   末武 直則   Naonori  Suetake  
 監事   加藤 理文   Masafumi Katou


  事務所所在地

 事務所所在地
    事務局  520-2279 滋賀県大津市黒津三丁目12番3号

                E-mail     jyoukaku@npo-tmic.org
 
               千葉事務所  261-8501 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目3番
                         (幕張テクノガーデン D棟7F)            
                E-mail     千葉事務所 jyoukaku-chiba@npo-tmic.org
 
 ホームページ     http://www.npo-tmic.org/jyoukaku/jyoukaku_index.htm
 
 
  コンプライアンス個人情報保護
  
特定非営利活動法人 城郭遺産による街づくり協議会
コンプライアンス規定
(目  的)
第1条  この規定は、特定非営利活動法人 城郭遺産による街づくり協議会の遵守すべき項目と体制について定める。
(遵守事項)
第2条 1  人権を遵守し、差別・ハラスメントは行わない。
 環境に関する条約・法令等を遵守し、地球環境に配慮した活動を行う。
 知り得た情報は適切に管理し、第三者の知的財産権等の権利についても適切に扱う。
 贈答・接待等は法令に違反することなく、かつ社会通念上妥当な範囲内で行う。
 反社会的勢力には毅然として対応し、利益供与は一切行わない。

 上記の規定に該当し、これに反する行為を発見した場合又は不注意により自ら行った場合を問わず、速やかにコンプライアンス・オフイサーに報告する。
(体 制)
第3条 事務局にコンプライアンス・オフイサ-を置き、問題の未然防止と発生時の適切な対応に務める。
       平成20年4月28日 制定   
                       
特定非営利活動法人 城郭遺産による街づくり協議会
個人情報保護方針
 当法人は、“城郭遺産による、まちづくり”に係わる活動を展開するNPO法人として、当該事業で取り扱う情報を厳正に管理することが公共公益分野における諸活動の最優先事項の一つであるとの認識から、個人情報に関するセキュリティ対策の確立と個人情報の保護の実践を社会的使命と考え、以下に掲げる個人情報保護方針を定めます。
第1条 個人情報の取得、利用、提供
 当法人は、“城郭遺産による、まちづくり”に係わる諸活動の過程で取扱う個人情報保護のための管理体制を確立し、個人情報の取得、利用、提供において個人情報を適切に取扱う。特に、取得の際に特定した利用目的を超える取り扱いは行わないものとし、所定の規則に従った管理を行う。
第2条 法令および規範の遵守
 当法人は、個人情報の取扱いにおいて、当該個人情報の保護に適用される法令および国が定める指針その他の規範(以下「法令等」という。)を遵守する。また、当法人の個人情報保護マネジメントシステムを法令等に適合させる。
第3条 漏えい、滅失、き損の防止および是正
 当法人は、個人情報の正確性および安全性を確保するため、情報セキュリティ対策を実施し、個人情報への不正アクセス、個人情報の紛失、破壊、改竄、漏洩などの予防ならびに是正に努める。
第4条 苦情および相談への対応
 当法人は、個人情報に関する苦情および相談に関する専用の受付窓口を常設し、これらの苦情および相談に合理的な範囲で速やかに対応する。
平成20年 5月 7日 制定  
   

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